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  ○ 乗鞍岳    … 松本市・高山市      2008.09.14 メンバー:JJ
  〜 剣ヶ峰 3026m 蚕玉岳 2980m 摩利支天岳 2872m 富士見岳 2818m 大黒岳 2771m 魔王岳 2764m 〜

  乗鞍畳平6:50−(21分)−肩の小屋”峰”7:11−(29分)−剣ヶ峰7:40〜8:16−(7分)−蚕玉岳8:23−(37分)−摩利支天岳(コロナ観測所)9:00
  −(17分)−富士見岳9:17−(17分)−大黒岳9:34〜9:44−(19分)−魔王岳10:03−(11分)−乗鞍畳平10:14

安房トンネルを抜けてすぐのトイレに寄る…。そこにあったパンフレットを見て気が変わり、急遽乗鞍へ行くことにした (あえて何処へ行こうとしていたかは言わないが…)。 で、安房トンネルを抜けてしまったので、朴の木平バスターミナルへ行ってみると、5:55分が始発の様だ。 50分程時間があったので、のんびり用意をしてバスに乗り込み畳平へ向かう。 到着すると、すでに沢山の人がいてビックリである。 バス待ちが長く体が冷えていたので、ホットコーヒーを買って休憩してから出発する事に。 その間パンフレットを見ると、いろんなピークが存在している。 せっかくなら全部行ってみようと思う。

やっぱり最初に向かうのは、乗鞍岳最高ピークの剣ヶ峰だ。 バスターミナルから鶴ヶ池を横目に、緩やかな遊歩道を進む。 既に多くの人が歩いているが、もともと目的地が違った自分だけ重装備になっている。 コロナ観測所との分岐まで来ると、目の前に剣ヶ峰が姿を現す。 思っていたより険しそうだ。

肩の小屋”峰”までやってきた。 食事ができたり売店がありそうだったが素通りして、剣ヶ峰標識に従って小屋の裏にまわる。 標識には50分の文字。まだ、先は長そうだ。

とにかく黙々と進み山頂に到着。 山頂は、座る場所がない程、多くの人で賑わっていた…。とりあえず隅っこにザックを降ろし、山頂標識で記念撮影をする。 山頂標識のところだけは記念撮影ポイントの為、人が居ないのがちょっと面白い。 これだけ人がいると三脚要らずなのである。そのかわり、みんな交替で撮り合いとなる…。 30分程山頂を満喫して下山する。

さて、戻りながら順にピークを踏む事に。 山頂へ行く途中にあった蚕玉岳で記念撮影。 ピークとも言えない丘みたいな場所だ。隣に権現池がある。 透き通っているのが上から見ても分かる程、綺麗な水である。

肩の小屋まで戻ってきた。歩いていると、横の草むらから”クェクェ”と何かが鳴いている。 しかも沢山…。 しばらく立ち止まり様子を見る。雷鳥だっ。 草むらの中から雷鳥が出てきた。しかも1m前に。 デジ一で写真を撮っていると、沢山の人が寄ってきて写真を撮り始めた。 草むらをじ〜っと見ていると、あちらこちらで雷鳥が顔を出す。 10匹位確認出来た。 少なからずマイカー規制の効果はありそうだ。

次は摩利支天岳へ来てみた。ってかコロナ観測所しかない…。 周りを探索しようにも立ち入り禁止になっている。 しかも、あれだけ観光客が居るのにも関わらず、誰一人居ないのである。 一切標識等無かったが、まぁここで良しとしよう。 観測所の入口に”ご自由に見学してください”と書いてあったので、恐る恐る階段を上り中に入る。 が、土足厳禁となっていた為、靴紐を解くのが面倒で写真だけ撮って外へ出た。

次は富士見岳である。 観測所分岐近くに登口がある。あっけなく上に到着。 どこに行っても人がいる為、記念撮影が楽でいい(コロナ観測所を除いて…)。 写真だけ撮って、反対側から降りて次へ向かう。

丁度富士見岳を降りてくると、道を挟んで大黒岳の登口があった。 ここにも人がいて、写真を撮ってもらう。 この辺はバスターミナルから近い為、ザック率が低く、服装も普段着の人だらけだ。 段々、でかいザックが浮いた格好になってきたが、ここは山だと言い聞かせ頑張る。 軽く休憩して最後のピークへ向かう。

一旦バスターミナルへ戻る。 バスターミナルの北側に魔王岳の登口があった。 こここそ普段着しかいない…。時間的にも一般観光客が大量に流れ込んでくる。 落ち着く間もなくバスターミナルに戻る。 次々とバスが来て、沢山の人がやってくる。 売店でお土産を買って、のんびり休憩する。 手軽に3000m級の山に来れてしまう乗鞍は、いろんな意味で凄い所だと思う。 普段とは違った登山?を味わうのでした。

剣ヶ峰山頂からの景色である。左:南方面 中央:西方面 右:北方面 である。 何だかんだ言って、3000mの景色は凄い。 地図に載っている大日岳3014m・屏風岳2968m・朝日岳2975m・里見岳2824.3m・恵比須岳2831mは、立ち入る事が出来なかった。 (そんなに詳しく調べてないが登っている人は居なかった)。登山道らしき踏み跡はあったので、以前は行けたのだろうか。 また、行き帰りのバスで、自転車で登る人を沢山見かけた。次来る時はMTBで…、と思ったものの、 バスの乗車時間からして、とんでもなく大変である事は間違いないので、思っただけで終わりそうである…。
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