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   ☆ トレイルライド ☆    トレイルを攻め込んで走る! 野山・林道を自由気ままに走り倒せ!


○ 2009.01.04 浅川山1742.7m コース:林道北沢線 安曇野市 メンバー:JJ
   満願寺7:17−(39分)−林道北沢線ゲート7:56−(84分)−常念大展望カーブ9:20〜9:40−(34分)−尾根入口10:14
   −(25分)−浅川山山頂10:39〜10:45−(10分)−尾根入口10:55〜11:00−(60分)−満願寺12:00
   MTBデータ : 走行距離23.12km 平均速度7.8km/h MAX速度37.5km/h 高低差836m

今までこの林道を終点ゲートまで車で行った事は何度かある。 その時、浅川山ピークを踏もうと思った事はあるのだが、山肌を覆うとんでもない深い笹に、踏み入る気すら失せたのである。 雪で笹が埋まった時に行くしか無いと思っていたが、標高1700m以上と言う事もあり、積雪時に車での林道進入は碌な事が起きそうにないので、半ば諦めていた。 そんな中MTBと出会い、今シーズン行こうと考えていたのである。 とは言え、距離があるので疲労覚悟で満願寺駐車場へとやってきた。 リュックに冬装備を詰め込み、メットとゴーグルをして早速出発するのでした。

出だしの積雪は問題無く、日陰に薄ら積もっているくらいだ。 車の踏み跡がカチカチに凍り、危険度大の路面が所々現れる。帰りは注意が必要だ。 快調に走ること40分。林道北沢線ゲートに到着した。 積雪も次第に多くなるが、日が当たる場所は雪溶けが進んでいるので、どんどん先へ突入して行く。

標高も高くなり、積雪もかなり多くなってきた。 積雪が多い為、車の轍も固まっておらず、タイヤは雪に埋まり空転するし、ハンドルは取られフラフラになる。 しかし、こんな状況になればなる程、意地で漕いで登って行く。 流石に1時間以上も走り続けていた為、ガードレールに寄りかかり休憩をする。 地図を見て現在地を確認してみると、やっと半分位の地点だったので精神的ショックを受けるのであった…。

この林道は日が当たる場所が多く、何とか順調?に高度を上げる。 途中、眼下に一ノ沢の林道が見え、その先に常念登山口の建物が見えた。 この時期常念へ登っている人はどの位いるのだろうか。 そんな事を考えながら登ること20分。広い左カーブへと差し掛かる。 安曇野が見渡せることもあり休憩をしようとMTBから降りる。 ふと振り返えると、真っ白な常念岳が悠然と聳えていた。 常念岳を眺めながらしっかりと休憩をして体力を復活させるのであった。

休憩を終え進むと、日陰の道が増える。 日陰になった途端積雪40cm程になり、数台の車の踏み跡を辿るが、MTBに乗って進む事が出来なくなった。 仕方なくMTBを持ち上げやり過ごす。 途中、足跡が雪に残っている所があったが、どうも動かなくなった車を押したみたいだ。 (ちなみに写真は日向な為、全く雪がある様に思えないが、日陰の轍はかなり深い為、車高の高い四駆車以外は進めなくなる可能性大なので注意なのである。) で、やっと浅川山からの尾根が道と交わる場所までやってきた。 地図では、もっと林道を進んだ方が山頂に簡単に行ける様に思えるが、 以前もの凄い笹藪が待ち構えていたので、今回はここから攻める事に。 ガードレールが終わる所の右斜面へと突入するのであった。

林道を横目に登り山腹へ入ると、一面の笹が広がっていた・・・が、予定通り雪の下敷きになっている。 こうなればガシガシと直進するのみだ。どんどん進むと徐々に尾根が痩せ、細い一本道を進むようになる。 ここまで来ると、かなり快適に進む事が出来る。

山頂と思われる広場に到着した。 マイナーピークだけあり山頂には何も無いもないと思っていたので、 雪に埋もれた三角点でも探そうと広場に目をやると、一本の棒が立っていた。 この下に三角点でもあるのかな?早速雪を掘ってみると、なんと立派な標識が出てきた。 こんなマイナーピークに誰が設置したのか・・・。とてもうれしいではないかっ。 早速記念撮影をする。

それにしてもこの浅川山。ネットで調べても全く全貌が明らかにならない。 でも、そんなマイナーピークとは裏腹に、山頂は程良い広場になっていて、西には普段見られない角度からの常念岳が間近に見る事が出来る。 東側の安曇野は、少し樹木が多いものの、北東側に少し展望が開け、十分魅力のある山頂なのでした。 とても満足し林道に戻る。 帰りはやはり大変だった。轍にタイヤを取られ大転倒するも、無事満願寺に戻るのでした。

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