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   ☆ トレイルライド ☆    トレイルを攻め込んで走る! 野山・林道を自由気ままに走り倒せ!


○ 2010.01.23 峠山1415.7m コース:信濃路自然歩道中山道ルート 木祖村・塩尻市 メンバー:JJ
   登り : 公衆トイレ駐車場6:53−(9分)−信濃路自然歩道中山道ルート入口7:02−(40分)−御嶽神社7:42〜7:48−(65分)−峠山8:53
   下り : 峠山9:15−(17分)−御嶽神社9:32−(17分)−公衆トイレ駐車場9:49
   MTBデータ : 走行距離7.34km 平均速度4.9km/h MAX速度25.4km/h 高低差420m

土日と用事がある為、午後には出掛けなければならない。 って訳で、3週連続塩尻市と木祖村付近の山へ出掛ける事となった。 峠山は山頂まで車道が延びているので、MTBで登るのが最適と判断。 久しぶりに乗るMTBをしっかりメンテナンスして、車で木祖村へと向かった。 鳥居峠へ入る林道を発見。入口付近で駐車地を探そうと林道へ入ったが、 恐ろしい事に路面は全面凍結状態。最初、薄ら積もった雪で凍結が分からず、滑って側溝に落ちそうになり瀕死の状態で戻る羽目となった。 何処へ駐車しようか悩んだが、近くの消防署の前にあった公衆トイレの駐車場を拝借。 準備をして林道へ向かう。

信濃路自然歩道中山道入口の案内板までやってきた。 ここは先程車でUターンした場所で、もちろん雪の下はテカテカの氷である。 案の定、この場所まで来る途中、MTBを押して歩いていたら思いっきり転んで、MTBを3m程吹っ飛ばし自分も頭と左膝を強打した。 頭はメットを被っていたので無事だったが、左膝は地味に痛い。 しかも吹っ飛んだMTBはハンドルが変な向きになっていた…。 ステムを調整してハンドルの向きを直す。 この標識の右へ延びる林道は危険と判断し、標識の左へ延びる遊歩道へ入っていく。 しかし安心出来たのも一瞬で、遊歩道の地面もテカテカの氷ではないか。どうも一昨日の雨がこの氷を作り上げた様だ。 登ったはいいが、帰りに走れる場所があるか心配になってきた。

少しして遊歩道は林道と合流。 鳥居峠の説明が書かれた標識があり、遊歩道は続いていく。 もちろん林道ではなく遊歩道を登っていく。 ここでやっと氷状態の道が終わり、普通の雪道となった。 これなら帰りに走る事が出来そうだ。

遊歩道は整備が行き届き、トイレや休憩所や展望台があったりと、安心してトレッキング出来る様になっている。 展望台からは木祖村を望む事が出来るが、7時半だと言うのに山の上部にしか日が当たっておらず中央アルプスの壁は高い様だ。

御嶽神社までやってきた。鳥居を潜り境内でお参りする。境内の裏へ廻ると立派な石仏・石碑が多数みられ、 また御嶽山が見えると説明板に書かれていた。残念ながら今日は雲があって御嶽山は望む事が出来なかった。

さて、地形図を見ると、神社から鳥居峠へ遊歩道で進み、そこから林道で峠山まで行けばいいのだが、 どうしても標識脇から延びる踏み跡が気になってしまう。 行き先は書かれてはいないが、それなりに濃い踏み跡なので、意外と途中で林道と繋がるのではと期待して進んでみる事にした。

林道に繋がる訳ないか…。期待した踏み跡は怪しいながらも続いたが、山腹を巻くだけで高度が上がらず、結局谷間の沢で道は無くなってしまった。 しかも急斜面で直登するには場所を選ばないと登れそうにない。 地形図で傾斜の緩い所を確認し、そこから林道まで這いあがる事にした。 MTBをやると、いつもこんな状況に陥るのは気のせいだろうか…。 担いで登るのにも慣れたもんである。

無事林道まで這いあがり、山頂に向け登っていく。 雪も予想していたより少なく、順調に高度を稼ぐ。 アンテナ群が現れ始めると日が差す様になり、清々しい気分で山頂を目指す。

林道も終点となり一番高い場所へ行くと、三角点の標柱が立っていた。 峠山到着である。 20cm程の積雪なので足で雪を掘って三角点を探すが、三角点は標柱から1m程離れていた為5分も掛ってしまった。 周囲はアンテナが立ち樹木で景色も無い。 夏なら車で簡単に来れるが、こう言う山こそMTBで登る事で、楽しい山に早変わりする。 帰りは、鳥居峠から御嶽神社へ戻る。滑る路面に思いっきり走る事は出来なかったが、 それなりに楽しんで無事に車まで戻ってきた。 MTBを車に積む為、付着した雪を払っていると、後輪を回した時に異音が鳴る事に気付く。 3m吹っ飛ばしたのが原因かは分からないが、壊れてなければ良いのだが…。 久しぶりのMTBは珍道中となったのでした。


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