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  ☆ 城山(のろし山) 1022.2m ☆ 〜麻績村〜 2009.05.05 メンバー:JJ・レッド
  登り : 信濃観月苑7:16−(14分)−虚空蔵山城跡7:30−(43分)−麻績城跡8:13〜8:23−(10分)−麻績城跡案内略図8:33−(22分)−城山8:55
  下り : 城山9:15−(16分)−北山方面入口標9:36−(26分)−信濃観月苑10:02

久しぶりにレッドと山に行く事となった。 ・・・が、子供が熱を出してしまい、なるべく早く帰宅しなければならない為、麻績村の城山へ出掛けてみる。 三角点ピークへ行くには、北山地区から登るのが一番近いみたいだが、折角”城山”と言う名前なので、 中間ピークにある山城跡を全て立ち寄ってみようと思う。 麻績インターで降りて、法善寺と言う立派なお寺へやってきた。 少し上にある第二駐車場に車を止め出発する。 駐車場のすぐ上には”信濃観月苑”があり、その脇を通り奥へ進むと立派な観音堂があった。

観音堂の横を進み”待月亭”という見晴らし台横の岩場から山へ取り付いてみる。 しっかりとした踏み跡が続く。 しかし、所々に設置された木の階段は、朽ちて酷い状態だ。 よほど人が来ないのだろうか。

まず最初に着いた場所は”虚空蔵山城跡”だ。 当時の役割など詳しい事は全く分からないが、石垣なども残っている。 さて、次のピークへ向かう為、城跡の奥へ向かう。 しっかりとした深い空堀があり、何とか踏み跡を見つけ越える。 2つ目の空堀が降りられず、一つ目の空堀から右側へ回り込み、なんとか山の斜面に取り付く事が出来た。

空堀を過ぎてからは藪が濃くなり、踏み跡も獣によって作られたものとなる。 しっかりとした道がないので、結構厳しい登りが続く。 次の山城直下の斜面は厳しい斜面となり、縦横無尽に付けられた獣道を上手く使い高度を上げていく。

何とか登りきると、そこには麻績城跡があった。さっきの虚空蔵山城より全然広く、周囲は郭と空堀が何段か作られ立派である。 予想以上に厳しい登りだった為、しばし休憩をする。 ふと周りの数本の木に傷がある事に気付く。 熊の爪跡が木の上まで付いていた。 山の周囲は集落に囲まれているだけにビックリする。 以前、岩殿山で熊を目撃している事から、筑北・麻績周辺には熊が多く生息していと思われる。

さて、麻績城跡を出発する。 自分達が登ってきた方の反対側には、しっかりとした踏み跡が付けられていた。 少し辿ると木で作られた朽ちたベンチがあり、展望が良い場所がった。 そこから下りとなり鞍部に降りると”麻績城跡案内略図”が設置さていた。 こちらが正規のルートであり、虚空蔵山城跡と麻績城跡を繋ぐ道は存在しない。 自分達が来たルートを整備すれば、面白い山になるのに…。 そんな事を思いながら、最終目的地である三角点ピークへ向かう。 鞍部から踏み跡も付いていて、こちらの道には赤テープが存在する。 祠があるピークを過ぎ、テープを追って踏み跡を辿る。

三角点ピークの城山に到着した。 標識類は一切無く寂しいところだが、それなりに人は来ている感じがする。 記念撮影をして休憩する。 簡単な山と思っていたが、辿ったルートはなかなか大変だった。 帰りは鞍部の案内板から北山地区へ下り、舗装道路で法善寺へ到着するのでした。

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