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  ○ 糸瀬山 1867m  … 大桑村       2006.12.16  メンバー:JJ 

   登山口7:00−(55分)−まむし坂7:55−(65分)−山頂9:15〜10:00−(50分)−登山口10:50

色々山の本を読んでいると気になる写真が載っていた。"のろし岩"・・・。ん〜非常に気になるではないか。 場所をみると木曽の糸瀬山らしい。ちと行ってみるか。早速計画をたて出発することにした。 家を5時に出て木曽へ向かう。19号を南に向かって木曽路を走る。 結構走ったがまだだろうか・・・。須原って地区が一向に出てこない。仕方なくナビを使い須原駅で検索。 "あと25km"・・・思ったより遠い場所であった。 須原駅より2キロほど北に糸瀬山登山口の看板を発見した。林道を看板に従ってどんどん進む。 "オッ!登山口発見!"家から1時間位で着くと思っていたが2時間もかかってしまった。 登山口には"頂上まで180分"と書いてある。まずいな〜。帰るのが鬼妻に怒られる時間になってしまうではないか。 ここまで来るのにも遅れてるし。7時ジャスト急いで登山開始である。

真っ暗な杉林を進む。杉林を抜け少し行くと"古谷 伸生"という人の詩があった。 誰だろう・・・。まっ、どんどん進むと松原よこてに出た。今日はなんか体調が優れない。この一週間風邪をひいていたせいだろうか。 時間を見るとまだ休憩には早い。時間もないしどんどん進もう。

"胸つき八丁"に到着。見るからに胸をつきそうな急登だ。階段が設置してあるから思ったより登りやすい。 しかし今日の体調にはキツイ坂だ。全然足が上がらない。汗だくで登り"丸屋の鳥屋"に到着。 丸屋を過ぎて少し進んで来たが、それにしても体調がイマイチ・・・。時間を見ると7時45分。一旦休憩をいれる。 なんでこんなにキツイのか。いつもならもっと快調に進むのに・・・。 少し長めに15分休憩をして出発だ。どんどん行くと"まむし坂"の標識。イヤなネーミングだ。 イメージとしてはクネクネした道が頭に浮かぶ。しかし予想とは裏腹、急登であった。 それにしても足が上がらない。なぜだ。体調悪すぎだ。 牛歩状態でチマチマ登る。

どの位進んだのだろう。ところどころに雪も出てきた。そのときである。目の前に崩れ落ちた斜面がっ! ヘトヘトだっただけにテンション復活だ。斜面の際を登山道が通る。 その斜面の向こうに広がる中央アルプスが物凄い迫力で迫ってくるではないか。 一服しながらしばらく景色に見入るのであった。

絶景にテンションもMAXに。雪の中笹漕ぎもなんのその。突き進んでいく。しらび平標識発見。もう頂上も近いぞ。 雪に付いた動物の足跡を追いながら進む。道が二股に分かれているところに出た。 いかにもこっちへ来いと言わんばかりに"見晴台"って標識が・・・。 その脇に"見晴台→三角点→のろし岩"と書いてある。それならいっか。左の道を進み見晴台方向へ行く。 どこが見晴台か悩む位見晴らせないではないか。木曽路が見える位の景色だ。

見晴台から岩場を抜けるとのろし岩の標識が。三角点はどこだ?のろし岩に行く前に三角点に行きたい。 周りを探す。すると三角点が岩に刺さってるではないか。 雪の積もった岩は滑る。滑りながら岩に乗り三角点で記念撮影。 時間を見ると9時15分。体調不良の割りに結構早く着いた。 それにしても、なんかこの三角点好きだ。

後はクライマックス"のろし岩"だけだ。足早に向かう。で、でかいっ!予想よりはるかにでかかった。 梯子が据え付けてある。横に立ってみるがどう見ても4m梯子だ。それが足りず途中鎖の梯子になっている。 てっぺんは7・8mありそうだ。梯子に雪が積もっていたので軍手をして登ってみる。 結構恐い。鎖の梯子に足をかけ岩の上を除く。・・・。雪が・・・。さすがに滑って落ちるのはまずい。 まぁ、また夏来るべ。一通り周りを探索した後、落ち着いたとたん腹が減ってきた。 今日はカップラーメンだ。毎回ラーメンを食ってるが、何回食っても山のラーメンはうまい。 山頂を満喫して下山開始。時間を見ると10時。急がねば12時までに帰れないではないか。 下山は半分ダッシュで降りる。体調不良とダッシュが裏目に出て3回滑って転んだ。 落葉樹の林だけあって落ち葉の量も多いのだ。 何となく左手首をひねり痛い気もするが、そんな場合ではない。 休憩なしで登山口に到着。結構早く着いたぞ。っと思いながら時計を見る。10時50分・・・。 急いで家へ向かうのでした。



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