長野県の山の記録を載せたホームページ since 2006
○ 鍬ノ峰 1623m
… 大町市
2006.12.23 メンバー:JJ
登山口(6:55) ⇒ 鉄塔(7:15) ⇒ ロープ場(8:00) ⇒ 山頂(8:17) 下山(9:20⇒10:00)
登山口手前の広場に駐車 ⇒ 登山口(高瀬川線18号鉄塔) ⇒ プラスチック階段&笹漕ぎ
今日どこに行こうかこの一週間ずっと考えていた。展望が良く近場を探していた。ネットで鍬ノ峰の存在を知り行くことに。
朝5時半に家を出発。コンビニでカップラーメンと飲料水を購入し早速大町へ車を走らせる。
餓鬼岳登山口を目指して山道を進んで行く。餓鬼岳登山口を通過し更に奥に登山口があるはずだ。
しかしである。途中から雪が道に積もってきた。道が日陰になる部分である。まぁ長野県民だけに雪道は慣れたものだ。どんどん進もうとすると・・・。
ん?なんか轍が凍りはじめてきたではないか。どうも道の上の方に沢でもあるのだろうか。
道に水が流れ、その水が轍を流れていて完全に凍っている。
それでも進もうとするが、流石にFFでは歯がたたずタイヤが空回りして止まってしまった。
仕方なくバックで慎重に戻る。来る途中の広場に車を止め歩いて行くことにした。
氷の上を歩いて行くと凍っているのは200m位だけで、道に流れ出している沢より上は全く問題ないではないか。
通過できなくてショックだ。
10分ほど歩くと"鍬ノ峰登山口"発見。時間は6時55分。では気を取り直して出発だ。
登り始めはプラスチックでできた階段の急登からはじまる。車を止めた場所から歩いてきた為調子は上場だ。
階段が終わると笹漕ぎ開始である。今回は厚手の手袋をしてきた為、手が切れる心配もなくガンガン進むと鉄塔が現れた。
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最初の展望の良いヤセ尾根 ⇒ 次の展望の良いヤセ尾根 ⇒ 岩右を回り込み・・・小ピーク右トラバース
鉄塔を通過し笹の道をどんどん進んで行く。坂も若干きつく、もう汗だくである。
すると展望の良いヤセ尾根に出た。あまりの汗に一枚服を脱ぎ10分ばかり休憩をいれた。
さて出発だ。またそこから急登が続く。せっかく引いた汗も全く無意味であった。
第二の展望のよいヤセ尾根に到着。どんどん進もうとする。お?岩だ。右側を回り込み通過。その次は小ピークを右回りにトラバースする。
右下は崖になっていてる。雪もあるので慎重に通過。今度は10mほど急下降。ここも雪だらけで足場が見えない。
動物の足跡を頼りに慎重に降りた。
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またも笹漕ぎ ⇒ ちょっとしたロープ場が続く ⇒ 尾根の上も笹漕ぎ&主峰が見える
また笹漕ぎ開始だ。何となく、イヤッ、確実に背丈が伸びてきている。足元が見えないので厄介だ。
ひたすら進むとロープ場が現れた。そんなに危険ではなく、岩場からの展望もなかなか良い。
登ると手前ピークに到着。とにかくこの山は笹だらけらしい。笹漕ぎ+20cmほどの雪で最悪状態になってきた。
かまわず進むが、足元が冬山に向かない貧弱装備。ノーマル登山靴に短い靴下という最悪の組み合わせである。
独裁政治の小遣い制度では冬用靴は買えそうにない。そんなことを思いながら進むと主峰が顔を見せた。
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ひどくなる笹漕ぎ(胸位の高さ) ⇒ あと少し・・・(雪と笹で道分からんぞ) ⇒ 頂上到着(二等三角点)
もうすぐなだけにテンションは上がったものの、それも一瞬。笹は胸の高さまであるし、20cm位の雪が足元を襲ってくる。
完全に靴は濡れ、短い靴下の上から素足に雪が付く。 足首が冷たくて痛くなってきた。
んで、もうすぐ頂上と登った上はまだ頂上ではなかった。木の向こうに頂上が見える。
笹が酷く雪もあり道がよくわからんが、なんだかんだ言っても頂上到着!狭い頂上だが木が無く360度展望抜群な場所だ。
時間は8時20分。早速、三角点と頂上標識で記念撮影。10cm三脚も雪の中では立たせる事もできず写真を撮るのに一苦労。
結局雪の上に服を敷いてその上に三脚を立て撮った。
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餓鬼岳をバックにカシャッ! ⇒ 雲で安曇野は全く見えなかった ⇒ 七倉ダム&いつものラーメン!
下界は雲に覆われ全く見れないが雲海ってのも感動。逆側は餓鬼岳側以外はてっぺんが雲で覆われ良く見えなかった。
七倉ダムも見える。いつものラーメンとコーヒーを作り、ゆっくり1時間も頂上を満喫。
9時20分下山開始。途中どんどん進んで行くと何となくこんな所通ったかなぁと不安になってきた。
赤テープもところどころに見えるから登山道なのだが、どうもおかしい。そのまま行くと明らかに通っていない崖&ザレ場に出る。
ん〜。道間違えたぞ・・・。あわてて引き返す。どこで間違えたのか。5分ほど戻ると分岐発見。
右折を真っ直ぐ進んでしまた。登ってくる時に分岐って意識が全く無かった為、気にせず下ってきたのがまずかった。
とにかく気付いてよかった。無事登山口まで到着。10時ジャストに着いた。そこから車に戻り足早に家に帰ったのでした。
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